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(南海10000系4連+南海7000系4連、合計8連による特急サザン和歌山港行き。南海10000系の中間車2両は増備2次車にあたる。南海10000系は東急車輛、南海7000系は東急車輛・帝国車両・近畿車輛製。撮影地:貝塚~二色浜間にて。)

   今回は一部分ですが、南海線の車両のを振り返って見てみようと思います。

 まずは南海本線の看板特急サザンの座席指定車・南海10000系について。
 南海10000系は1985年にデビューした本格的ビジネス特急形車両で翌年にはローレル賞を受賞しました。又、25年以上経った現在でも、活躍し続けています。
 車内は高野線の特急形車両の南海30000系に準じた大型窓と間接照明や読書灯等を備えた落ち着いたインテリアデザインを踏襲しており、1次車のリクライニングシートはシートピッチは980mmと国鉄特急形車両普通車よりも広々としています。後に中間車両として登場した2次車もインアームテーブル、フットレスト搭載でシートピッチが1000mm越えと新幹線普通車のシートピッチに迫る物となっておりワンコインでゆったりな空間を利用できるのが大きな利点ですね。

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(90年代南海を代表する主力車、南海1000系による空港急行関西空港行き。東急車輛製。撮影地:貝塚~二色浜間にて。)

 続いては南海1000系(2代目)です。関西空港開港を控えた1992年登場しました。

 ほぼ同時期にJR西日本は、空港アクセス客メインに想定した223系0番台を投入、車内が2+1列の転換クロスシート・3ドアの近郊型車両として登場したのとは対称的に、南海1000系は車内が4ドア中間ロングシート・車端部固定クロスシートのとなっており、空港アクセスだけでなく高野線での運用やラッシュ時等にも柔軟な運用が行え、又、混雑緩和や少しでも乗客が着席できるように高い汎用性を備えた質の高い通勤型車両として仕上げられています。なおシートはバケットタイプを採用しましたが南海伝統のぶ厚いものとなっておりロングシートでも快適です。それらの快適性はJR西日本の通勤型車両207系にも匹敵します。関東の車両メーカーである東急車輛の意欲作であると言っても過言ではない素晴らしい車両です。

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(南海2000系ズームカー、トップナンバー2001Fによる普通関西空港行き。南海線の運用にも進出している。東急車輛製。撮影地:貝塚~二色浜間にて。)

 そして高野線から配属されてきた南海2000系ズームカー。

 南海2000系は1990年に登場した南海初のGTO-VVVFインバータ制御車です。急勾配が続く高野線の急行形車両として登場しました。車内はラッシュ時の運用も想定してオールロングシートですが、高野山への観光客にも充分に配慮して大阪なんばから2時間近くの長時間乗車でも疲れない様にロングシートはぶ厚く柔らかい物を採用しています。後に後期車では南海1000系準じた仕様に変更され車端部は固定クロスシート、ロングシートはバケットタイプに変更されています。
 運用は登場当初は高野線直通の急行運用が中心でしたが、南海2300系の登場と橋本での分断ダイヤにより、現在では極楽橋への直通急行運用が大幅に減り、余剰車は南海線の普通運用を中心に活躍しています。

 関東私鉄に似ていると言われている南海、しかし所々に関西私鉄としての細やかな心配りとJR西日本への対抗心が窺い知る事ができます。


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コメント
南海の通勤車両はどっしりとした柔らかい座席が特徴ですね。
特に1000系は南海通勤車両の最高峰だと思います。
車端部にボックスシートを配したシート配置はその後京浜急行の車両でも採用されました。
そういえば南海1000系の前面スタイルはどことなくJR西日本の207系にも似ていますね。
えびちゃん | 2012.01.14 18:40 | 編集
私鉄各社独自性の強い車両を作っていますが、南海は有料の特急も走っており、高野線には独特な規格があるため、車両ウォッチングがより楽しめる路線だと思います。
1000系、2000系が今後の南海の顔になると思っていたのですが、後継の8000系があのような姿で登場するとは意外でした。今後、どんなデザインの車両が増えてくるのでしょうね。
R25 | 2012.01.15 16:30 | 編集
90年代は、バブル直後もあって、鉄道各社は数多くの独特な個性がある新型車両を生み出した時代でしたね。
あの頃が懐かしい・・・。
はぐるま | 2012.01.15 23:49 | 編集
  関西私鉄各社の車両は確かに独自性の強いですね。強烈な個性だとも思います。南海は有料、特別料金不要の特急が走っており、高野線には独特な規格があるため、ズームカー等の多様な車両ウォッチングがより楽しめる路線なので本当に飽きが来ないです。
 自分も南海1000系、2000系が今後の南海の顔になると思っていたのですが、後継の8000系があのような姿で登場するとは意外でした。今後は、JR東日本のE233系やE721系のような車内・外観になっていくのかもしれません。
はぐるま | 2012.01.15 23:55 | 編集
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